ラジエタ周辺スポンジ修理

真夏です。エアコンの効きが恐ろしく悪いです。水温もまずい状況です。
街乗りなのに水温が95℃、停車してエアコンをつけていると98℃になります。
インタークーラーを前置きにしているので、そんなものかと思いましたが、そうではない気がします。

こんなに冷えなかったでしょうか。LLCはこの前交換しましたし、エア抜きもしっかり行いました。
確かに去年の夏もひどかった気がします。やはり何かがおかしいです。
手っ取り早くラジエターを社外品に変えてしまっても良いですが、まずは観察から始めることにしました。

確認したところ、ラジエター周りのスポンジが劣化して朽ち果てており、ファンシュラウドとラジエター周りがスカスカの状態になっていました。エアコンコンデンサーとラジエターの間もスカスカです。
走行時には走行風でかろうじて冷えますが、停車時にはカップリングファンの効果が全く発揮されず冷えない状態になっていたと考えられます。

そこで対策として、エプトシーラやアルミ板を使い、スカスカの箇所を埋めることにしました。



エアコンコンデンサー下の穴を埋めてみました。どのくらい効果が出るかわかりませんが、行動あるのみです。


手持ちのアルミ板とエプトシーラで蓋を作ってみました。


純正ネジと共締めし、コンデンサー周りが全てシールされました。


ラジエター左右、上部もエプトシーラでシーリングしました。


ラジエター上部を拡大した図です。


エプトシーラが大量にあったので、ついでに吸気ダクト部分のスポンジもエプトシーラに張り替えました。


電動ファンも外したので、シリコンオイルで黒光りさせました。普段は手が届かないところなので、ここぞとばかりに掃除しました。

これで、エアコンコンデンサーとラジエター周りのシーリングは完璧になりました。
それでも冷えないようであれば、社外品の大型ラジエターに交換しようと思います。
嫁さんに「ここまでやったけれど、やっぱりダメだったのでラジエターを買いたい」と稟議を通すためのエビデンスを作る作業でもありました。

軽く街乗りをしてみた感想です。
施工前は外気温33℃で走行中に水温95℃でした。
施工後はほぼ同条件の外気温で89℃(アクセル開けやStop&Go時は92℃)となり、効果があるように感じます。
夏休みに帰省渋滞にハマった際に、さらに確認してみようと思います。

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