ウーハ AutoOFF 装置製作

久しぶりにオーディオネタです。
ONKYOのSL-407という古いウーハを使用していますが,
オートパワーオフに対応していません。
手動でON/OFFするか,常時ONかの二択に・・。
もちろん,面倒くさいので常時ON。
しかし,消費電力を調べてみると60Wと書いてあるではないですか。
常時60W食っているわけではないと思いますが,
そこそこ食っているであろう雰囲気です。
気になりだすと,気になるもので・・・,
考えている暇があるのであれば
オートパワーオフ機能を作ってしまおう。
AVアンプで電源連動ってのが手っ取り早いのですが,
場所が離れているので,
Audio信号の有無で100VをON/OFFするという仕組みにしました。
回路図F/Wはこちら。
AVRのADCを利用してAudio信号を受信します。
全波整流して平均化したレベルと閾値を比較し,
信号の有無を検出するという具合です。殆どソフト処理で行っています。
実は製作スタート時は入力段のAmpも付けていなかったのですが,
10bitのADCでは分解能が足りず,苦肉の策でAmpを取り付けました。
予定外のE-comのAmpなんかつけたもんだから,
入力Impが下がってしまって,エミフォロ追加・・・。
完成してから考えてみると,AVR内蔵のADCプリアンプをうまく使えば
外付けAmp無しでいける気がします。
ケースに組み込んだところ。
RCAにAVアンプからのウーハライン出力を接続。
電源はACアダプタ。

100Vのコンセントにウーハの電源を接続
リレーでON/OFFされます。

というわけで,無事にオートパワーオフ機能が実現できました。
オートパワーオフが動作するのは音声が途切れてから1分後に設定。
待機電力は0.1W以下ですので,60W常時食わせているよりは600倍マシになりましたw。
(実際には待機電力で60Wも食っていないはず。1/10になっていればいい方か?)

製作期間,延べ半日という簡単工作ですので,
細かいところにミスはあるかもしれませんが,とりあえず問題なく動いています。

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