Logicool M500 チャタリング修理

ロジクールのM500 Mouse。
以前のモデルから使い続けているこの形。
サイズもちょうどいいし,重さもベスト。
仕事柄CADも使っているので,マウスの使用感には気を使います。

ところが,買い増しして1年後あたりからチャタリングが・・・
3年保証だったので,サポートに連絡を入れたところ,
新品を発送していただけました!
素早い対応で好感が持てました。

しかも故障したマウスは返送せずに処分してよいとのことだったので,
ただ捨てるのももったいないので,修理してみることに。

ちなみに巷にはチャタリングをソフト的に直すというアプローチもあるようです。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se455786.html
使用してみたところ,かなり改善したのですが,
完治までは至りませんでした。
軽いチャタリングであればソフト対応でも何とかなりそうな印象でした。

チャタリングですが,マイクロスイッチに容量をパラってやれば大抵直ります。
容量を大きくすると,素早いダブルクリックに反応できなくなります。
容量を小さくすると,チャタリングの症状が改善されません。
絶妙な容量値を選ぶ必要があるわけですが,
過去に直した感じでは0.01uF(103)~0.1uF(104)あたりがよさそうでした。
(もちろん,Pullupの抵抗値が違っていればこの限りではないですが・・・w
時定数を正確に調べてあるわけではありません。)

裏面のラバーを一部剥がし,ネジにアクセス
開けた様子。
重りも入っていて使用感を気にした設計になっている様子。 
マイクロスイッチにアクセスする為にホイールを外す。
固定Pinを外すとユニットごと取れます。
マイクロスイッチに0.01uFをパラる。
もちろんマイクロスイッチを新品交換してもいいですけどw
修理完了!

容量をパラっただけでチャタリングは皆無で,新品同様に動いてくれています。
というわけでM500のストックが増えました とさ。

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