普段はPICkit3を使っていますが、ICD3を触る機会があったので試してみました。
ICD3はモジュラー端子仕様のため、そのままでは6pinピンヘッダのデバッグポートに接続できません。そこで秋月の変換キットを使用しました。ただし付属のピンヘッダがオスで、自分の環境ではメスが必要だったため調整。コンパチ環境を整えてお試し開始です。
転がっていたPIC12F1840で試してみました。PICkit3とICD3のざっくりした違いは以下のとおりです。
- 価格:PICkit3 (約4,980円@秋月) < ICD3 (約21,000円@秋月)
- 動作安定性
- ソフトウェアデバッグ機能の有無
- その他(サイズや接続端子など)
2の動作安定性については「気がする」レベルですが、確かにPICkit3はIDEから急いで操作すると認識が外れたり、USBを抜き差ししたりIDE再起動が必要になることがあります。ICD3では短い試用時間内で不安定さは感じませんでした。
3のソフトウェアデバッグ機能はICD3の設定画面で Debug Option → Use Software Breakpoints にチェックを入れることで使用可能。ブレークポイントを複数指定でき、とても快適です。これだけでもメリットを感じました。
一方でICD3はサイズが大きく、USBコネクタがBタイプ。取り回しの点ではマイナス要素。価格差も4倍以上あるため、ブレークポイント使い放題にその差額を払うかと言われると正直微妙。ただし、自分がまだ調べきれていない機能が他にあるのかもしれません。
書き込み速度については、PIC12F1840(約4kword)の小容量ではほぼ差はありませんでした。しかし、PIC32など大容量デバイスでは違いが出そうです。
2017/08/20 追記
PIC32MX250F128(メモリ使用量100kbytes/80%)で書き込み速度を比較。
PICkit3は接続から動作まで約18秒、ICD3は約8秒でした。書き込み自体は3秒程度で終了。大容量デバイスではICD3の方が確実に高速でした。



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