BCNR33 トリプルクロスバー流用

33R,34Rでは純正状態でリアメンバ周辺を
補強するパーツ,通称トリプルクロスバーが取り付けられている。
これをER34に流用しようというもの。

このパーツの流用自体はこの世代の日産車にとって一般的。
ER34 4Drもメンバの取り付け位置は2Drと同じであるため,
基本的に流用可能なはずだが,
トランク周りの構造が異なっていたり,マフラーの取り回しが若干異なるため
正直,取り付けができるのか不安ではあった。
まぁ 不安たっぷりの中,部品を手に入れてしまったわけだし,やってみることに・・

上3つ:トリプルクロスバー
下3つ:フロア補強バー
オクで入手し,サビを落として再塗装した状態
ちなみに,BCNR33用

これが,U字トンネルを繋ぐ補強パーツ。
上:BCNR33
下:ER34
ぶっちゃけ,ER34純正は手で曲がります・・・。
これ付いている意味あるのかな?
車に合わせてみたところ,
ネジ位置は合わないわ,マフラーに干渉するわ・・・
取り付けを諦めようかと思ったわけですが,強引な加工をして
とりあえず付けられる状態にしてみました・・・
ネジは1本締めの格好に。少々剛性アップに難あり?
とはいえ,ER34純正よりは明らかに強度アップ。

こんな感じで装着。
後々は3つに分かれているパーツを溶接しようかと,画策中。

次は本命のトリプルクロスバー。
メンバフロント側取り付け部の加工。
このカラーは取らなくても取り付けはできるようですが,
ER34のパーツと比較するとカラーを切断した方が,明らかにシックリくる。
まぁ5分もかからない加工なので,ちゃっちゃと切り落としてしまいました。
切り落とすといっても2点溶接されているだけで
サンダーで溶接部を削ってハンマーで軽く叩けば
すぐに外れます。
切断後,ベルトサンダーで研磨して再塗装。

メンバのナットを全て外す作業になるので,メンバが落ちてこないように
デフ部を鉄棒で支える。
トリプルクロスバーは左右後の3部分に分かれているが,
一箇所ずつ作業するのではなく,
3部分同時に付けてメンバの傾き等に注意しながら均等に締め付け。

無事に装着。
再塗装したので付けた部分だけテカッてる・・・

と,思ったら,予定通り(?)マフラーに干渉!!!
ほんの少し干渉。おしい。
ちなみに,マフラーはNISMO ヴェルディナ。
NISMOでもダメだった・・・。

マフラーリングを純正より長めの物に変更して対応。。
マフラーを下げたっていうことです。10㎜程度Down。
現時点では未完成で中間パイプ部のマフラーリングを外してあります。
中間パイプ部のマフラーリングも後日変更予定。(自分へのメモ)
写真ではわかりにくいですが,10㎜くらいクリアランス確保。
とりあえずこの状態で使用してみて問題が出るようであれば
バーを加工するか,マフラーを加工しなければ・・・
それは金が発生するので先送りw
今回取り外した部品。

というわけで,加工や干渉で取り付けは大変でしたが,なんとか終了しました。
マフラーとのクリアランスが不安ではありましたが,
走行してみたところ異音もなく特に問題なし。
走行インプレッション:
まだ,街乗りを数キロしか走っていないので感想は変化するかもしれませんが,
まず言えることは,,,
乗り心地が良くなった! 何と言えばいいのか・・・
リアにシッカリ感が出てバタつかなくなった?と言えばいいのか?
これだけ変化を感じた剛性系のパーツは正直初めて。
ちなみに,嫁さんも気付いたので気のせいでは無いようです。
街乗りで乗り心地が悪化するかもと思っていただけに嬉しい変化。
今まではリアの剛性感が少し物足りないように感じていましたが,
今度はフロントが足りない気がしますw
段差を乗り越えた時に,フロントのバタつきが気になるようになりました。
次はフロントブレースバーでも導入するかな
永久ループになっているような・・・
20111005>

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