充電専用 USBハブ

家の大掃除で発見された古いUSBハブ。USBメモリを挿してみましたが動作せず…。捨ててもよかったのですが、この際、充電専用ハブに改造することにしました。

スマホ側に「充電器が接続された」と認識させるためには、USBのD+とD-端子を短絡する必要があります。この処理だけで急速充電モードに移行し、大電流での充電が可能になります。Android系はこの短絡だけで急速充電が可能ですが、Apple系は単純な短絡だけでは急速充電にならないとのこと。手元にApple製品がないので未確認です。

懐かしい筐体のUSBハブ
チップはAT43301搭載。調べてみるとUSB1.1対応で、USB2.0メモリが動かなかった理由が判明。
心置きなく破壊。カッターで足を切断し、基板をハンダで洗浄。
D+とD-を10Ωでショート。0Ωでもよいのですが、気分的に10Ωを選択。

これで電源供給のみのUSBハブが完成。4ポートすべてで急速充電を行うと、接続する機器によっては最大で 2A×4=8A 流れる可能性があります。USB ACアダプタの電流容量を超えないように注意が必要です。心配な場合はUSB電流モニタを使って、自分の環境の最大電流を把握しておくと安心です。

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