この時代の日産車はテンションロッドブラケットが弱いことが周知の事実です。そのため各社から対策品が販売されています。NISMOの「パワーブレースシステム」もありますが、シルビア用のみの設定です。そこで今回は、BSYさんの純正加工品(ブラケットにフタと補強棒を溶接したタイプ)を購入して取り付けました。
インプレッションです。テンションロッドは純正ゴムブッシュ品を選んでいますので、フロントブレースバーのときほどの劇的な変化ではありませんが、荒れた路面でも舵角が安定し、しっかり感が増した印象です。今回の強化でフロント周りはひと段落といったところです。ER34とBNR34のフロントメンバ周辺を比べると、もう少し手を入れたい気持ちもありますが、体感としてはかなり良いレベルになりました。
そろそろ眠っている車高調にも手を出したいところです。ノーマル10年無交換の足はさすがに厳しいですが、ふわふわ感はボディ剛性の変化を感じ取るには最適でもあります。
<参考> ER34 と BNR34 のフロントメンバ比較(2WDと4WDの違いがあるため単純比較はできませんが、ER34はメンバの取り付け箇所が少なく、剛性不足が否めません。以前取り付けたフロントブレースバーの効果が大きかったのは、このメンバを立体的に補強できたためだと思います。)



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