PIC32MX Harmonyを始めてみる。

PIC32MXがなかなか高性能な為,PICに戻ってみたが,
PLIBを読み解くのが面倒…。
というわけで,Microchipが推奨しているHarmonyを使ってみることに。

環境はこんな感じ。PLIB環境に追加でインストールしてみました。
 Product Version: MPLAB X IDE v3.05
 Compiler Version: XC32 v1.40+PIC32 Peripheral Library
 Harmony Version: v1.06.02
 Java: 1.7.0_67
 System: Windows10 64bit
 Debug Tool: PICkit 3

1.Tool→Plugins→Downloaded→Add Plugins…
2.インストールディレクトリ内
  utilitiesmhccom-microchip-mplab-modules-mhc.nbmを選択
3.InstallでIDEにプラグインをインストール。以下のようにHarmonyが使える環境が整う。

Harmonyが使える環境を準備。

Tools→Embedded→MPLAB Harmony Configurator で
Harmony Configuratorを立ち上げる。

こんな感じでHarmony Configuratorが立ち上がる。

Pinを使用するドライバなどを呼び出すと機能をアサインできるPinがAvailable表示となる。
マウス左クリックでLockedさせることができ,アサインを確定できる。
Pin Settings
FunctionやIn/Out,Analog/Digital,PU/PD等,視覚的にConfig可能。
仕様書そのまんまの画面でClock Configができるので,説明不要w

Harmony Configuratorで設定が終了したら,上部の「⇒Code」ボタンを押してコード生成をする。
ペリフェラルの設定はこれで完了しているはずなので,あとはアプリ部分をコーディング。
という流れで開発ができる。

Harmonyをインストールするといろいろなサンプルプログラムがインストールされるものの,
スタータキットを想定したものなので,PIC32MX250F128Bでそのまま使えるものはなさそう。

サンプルプログラムをPIC32MX250F128B版に改変していくのもOKだろうが,
スタータキット用のコードがコンモリしているため,
PIC32MX250F128Bの新規プロジェクトを作って,サンプルプログラムを
移植していく方がヨサゲ。

新規プロジェクトを作成するには,
1.File→New Project Projects:32-bit MPLAB Harmony Projectを選択し,Nextを押す。
2.Project Nameに名前を入力し,Target Device:PIC32MX250F128Bを選択。Finishを押す。

とりあえずここまではハマらずに来れたが,
Harmony Framework自体が発展途上なので,
ここから先はハマりポイントが多いだろう…
MicrochipのDeveloper Helpが参考になる。

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